たんぽぽブログ

「苦い」も大切な味覚です。

朝降っていた雨が上がると気持ちいい青空が広がりました。ひまわり(年中)組は、「ヤギさんに会いに行こう!」と

片道1.7キロを歩いて行ったのですが・・・

ヤギさん、まだいませんでした。残念!

まだ寒いから、出てきてなかったのかな?

 

仕方がないので、「牛さん」に会って帰ろうか! ということで

遠回りして、まきば公園(ウシ公園)で遊んで帰りました。

今年初めての長距離散歩。お昼寝はみんなぐっすりでした。

 

昨日採ったふきのとうで「ふきのとう味噌」を作ったさくら(年長)組

お昼ごはんの中華丼のご飯にちょっと付けて食べました。

「おいしい! もっとおかわり!」という子と

「・・・・あんまりおいしくない・・・」という子と

甘じょっぱいなかに感じるほのかな苦み(それがふきのとう味噌のおいしさでもあるのですが)、生れてはじめての味に抵抗があるのは当たり前です。

「おいしくない!」という子に「どんな味?」ときくと

「苦い」ではなく「しょっぱい」とか「すっぱい」とよく答えます。

おそらく、これまで「苦い」を経験したことがないために、似たような不快な味を表す言葉を使っているのではないかと思われます。

味覚も経験の積み重ねで育ちます。今後いろんなものを食べて、味覚を育てていく中で、いずれこの味のおいしさが分かるようになればいいな。そうでなくても「苦い」って言えるようになるといいなと思います。

 

夕方、卒園生がまたひとり、学校帰りにランドセルを背負って来てくれました。

なんだか急に大人びて見えました。