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子どもたちにはホンモノを

たんぽぽの玄関ホールは秋の装い

お月見のすすきとおだんご

恵みの秋の収穫と虫の声

どこかのホテルのカウンターかと見まがうほど

「わあ!いいですねえ。」「これ本物ですか?」

お迎えの保護者や来園されたお客様が感嘆の声をあげています。

もちろん子どもたちもくぎ付け

保育園や幼稚園のディスプレイといえば、かわいく描かれたアニメチックな絵の切り抜きやディフォルメされた紙製の装飾物で飾られるのが定番。

しかしそれらの多くは、「子どもが喜ぶのはこういう物だろう」と子どもたちの感性を見くびった大人がステレオタイプに飾りたてているものです。

それによって子どもたちの感性を枠にはめその成長の可能性を狭めていることに気付かなければならないと思います。

これから感性豊かに育ってほしい子どもだからこそ、おとなも感動するホンモノに多く触れさせなければいけないと思うのです。「こどもだまし」ではないホンモノをどれだけ見て触れて感じて体験させられるか、保育の大切な要素だと思います。

(秋の夜長、ここでしばらく静かにお酒を飲みたいと思ってしまいました。)

 

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ぶどう狩り!

先日河川敷で見つけたぶどうがいい感じに熟れたので、今日は、さくら(年長)組でぶどう狩りです。

この日を心待ちにしていたさくらさんたち、時々小雨がふる肌寒い中でしたが、元気に出かけました。

何年か前にご近所の方が植えたぶどう蔓が、桑の木やグミの木に巻き付いて、木のあちこちに房を付けています。

すぐに手の届くのもあれば、脚立に乗ったり木登りしないととれないのも

次々と見つけては、はさみを手にブドウの房を摘み取っていくさくらさんたち

「いっぱいある!」「楽しい!」「もっともっととりたい!」と放っとけば全部取っちゃいそうな勢いです。

まだ十分に熟れてない房も多かったので、「もっとおいしくなってからもう1回来ようよ」と言って、やっと納得して今回の収穫は終了

それにしても、自然の木に巻きついたぶどうをこうやって収穫できるのって、なんとも素敵な体験です。

こんなことができるこども園って日本全国さがしても他にあるのかな?

お金を出せば、整った果樹園で棚にぶら下がって袋がかけられたのを収穫することはできるんでしょうけど。

「もうずっと手入れしていないし、子どもさんたちが採るならどうぞ」と言ってくださった、ぶどうの持ち主の方に感謝です。

とったぶどうを(ごはん前だったので)少しだけ、みんなで食べたあと

時間いっぱい木登りをしたり

周りに生い茂ったイタドリを怪獣みたいに踏み倒して遊んだり

河川敷は、次々と自分たちで遊びが見つけられて、やっぱり楽しい。

 

持ち帰ったぶどうをかごに入れて玄関に飾ると、前を通りかかった子たちが「わあ、ぶどう!」「たべたあ~い!」と次々と歓声をあげていました。

明日みんなで食べようね。

 

 

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もりだくさんの金曜日

秋晴れというにはまだ暑いんですが、気持ちのいいお天気

早々とお散歩に出かけるつくし(0歳児)組

最近はしっかり歩けるようになってきました。

 

もも(1歳児)組は、泥んこ遊び、まだまだやってます。

水と泥の感触、たっぷり経験することが大切ですね。

 

すみれ(2歳児)組もお散歩に出かけて、パトカーの前でパチリ

まきば公園(通称「ウシこうえん」)で遊んできました。

 

ちゅりっぷ(3歳児)組は、出かけた公園でバッタを1匹捕まえてきて

調べて見たら「クルマバッタモドキ」という名前・・・変なの

 

ひまわり(年中)・さくら(年長)組は一緒に出かけた公園で、木登りできそうな素敵な木を発見!

まずは年長の2人がルート開拓して

あいついで「登頂」

その後次々と登っていきます。

「木登り楽しい!!」

 

何かと賑やかなO職員が昨日友達からもらったというカブトムシの幼虫を

今日の自由保育の時間に、おがくずを入れたケースにうつしました。

全部で4匹、おっきい芋虫のような幼虫が容器から転がり出るたびに驚きの喚声があがります。

ケースに入った幼虫は次々とおがくずの中にもぐっていきました。

この後さなぎになって、おとなのカブトムシになって出てくるはず。

それまで、チョさないで待とうね。

本当は、みんな中で幼虫がどんなになっているか見たくてしょうがないんだけど・・・。

 

 

 

 

 

 

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「くり」

今日のさくら(年長)組は習字教室

前回まで水筆で練習していた「くり」を本物の墨で書きます。

目的は、字を上手になることではありません。

1人ずつ落ち着いて、ちょっと緊張しながら

ところどころ先生に手を添えてもらいながら

気持ちを込めて、筆を動かすことで

きっと何か身に付くのではないかと思います。

 

園庭のバケツ稲は、いよいよ穂がこうべを垂れるようになってきたので

スズメ避けにネットをかけたのですが、

どうやら隙間からちゃっかり入り込んでいるようで、ちょっと食べられちゃってます。

昨日は園庭で遊んでいる時に1羽入っていて、子どもたちで捕まえようと大騒ぎしたようです。(逃げられちゃったけど・・・)

そんなわけで、今日の外遊びの時は、年長男子たちが「スズメこないかな~」と時々稲のネットを覗き込みます。

「先生、ネットとってえ! そしたらスズメ来るんじゃない?」・・・

(君たち、何のためのネットかわかってる?)

 

 

 

 

 

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9月になっちゃいましたね

先日畑に植えた大根の水やりに行ったひまわり(年中)組

1人ずつペットボトルに入れた水を首にかけて、「重~い」「暑~い」と言いながら、河川敷までやってきました。

「じゃあ、大根にお水やる前に涼しいところでお水飲もう!あそこの木の下がいいね。」

と先生に言われて、行った木陰には・・・

「ああっ! ぶどう⁉」「たべた~い!」

(見つかっちゃった・・・年長さんたちとぶどう狩りしようって約束した場所。年中さんともしないとだめだねえ。)

 

玄関では、すっかり人慣れしたコオロギとキリギリスが、相変わらず楽しく鳴いてます。

コオロギ&キリギリス

ちっちゃい子たちも前を通るたびに見入って聴き入って・・・

 

一昨日お散歩に行った年長さんたちが、道ばたの草むらで鳴く虫の声を聴いて

「あっ、キリギリスだ!」(正解!! ここのところ、毎日聴いてるからね。)

おとなになっても、きっとこの子たちは、キリギリスとコオロギの声を聴きわけられるんじゃないかな。

ちょっとしたことだけど、とっても素敵なことじゃないかと思います。