「木の実の王様」=こくわ
子どもたちだけでなく、大人もつい執着してしまって
先日子ども達とのお散歩中に見つけた、コクワの実がたわわに実っている(でも、手が届かなくて取れなかった)場所へ、脚立を持って採集に。道具を駆使して、目いっぱい採ってきました。
思わずにやけてしまう程たくさんの実が付いた枝をさっそく園の玄関に飾りました。月曜日に登園してきた年長さんたちが、これを見てどんな反応をするかな?
「木の実の王様」=こくわ
子どもたちだけでなく、大人もつい執着してしまって
先日子ども達とのお散歩中に見つけた、コクワの実がたわわに実っている(でも、手が届かなくて取れなかった)場所へ、脚立を持って採集に。道具を駆使して、目いっぱい採ってきました。
思わずにやけてしまう程たくさんの実が付いた枝をさっそく園の玄関に飾りました。月曜日に登園してきた年長さんたちが、これを見てどんな反応をするかな?
一昨日、当たり前のように書きましたが、「こくわ」ってどれくらいの人が知っているでしょう?
ちょっと年輩の方なら、「懐かしい! 昔よく食べたよね」と言ってくれますが、いま保育園に子どもを預けている保護者の年代だとほとんど知らないようで、何人もの方から質問されました。
北海道の山野に自生する蔓性の植物で、実がちょうど今頃食べごろになります。甘くておいしくて、野外で見つけると(たいがい手の届かない高さに実がついているのですが)知ってる人は、木に登ったり蔓を引っ張ったり叩き落したりしてでも何とか採って食べたくなるほどで、「木の実の王様」とも言われています。
その「こくわ」の実をご近所で庭に植えている方がいて、たくさん頂くことができまして、今日はそれを使って、年長組でジャムづくりをしました。
こくわの実を皆で一つ一つきれいにしたあと、ミキサーにかけ、フライパンで加熱してお砂糖を加えます。

お砂糖の量はお好みで。全員で味見して決めました。
(味見は一回でいいんだって!)
皆の意見を聞いたら、ちょっと甘くなりすぎちゃったような気もするけど、おやつの時間にクラッカーにつけて食べるととっても美味しくて、みんな何度もおかわりしていました。

この子たちが、この地域で幼少期を過ごした記憶の中に、今日の「こくわ」の味とそれを食べたエピソードが、しっかり刻み込まれるといいなと思います。
そして大人になって「食べたことある。懐かしい!」と思い出してくれればいいなと思います。
いま、すみれ組(2歳児クラス)のブームは、「風船マット」
お布団の圧縮袋に風船を入れて掃除機で空気を抜くと、軽くて面白い乗り心地のマットの出来上がり!
中は風船なのにとっても丈夫で、子ども達が何人乗ってもめったなことでは割れません。

子ども達は、思い思いに寝っ転がったり、座ったり、上に乗って歩いてみたり。
ちょっとしたアイデアと工夫で楽しめる素敵な保育アイテムです。
小春日和の貴重な一日
年長組は河川敷の林の中を探検
リース作りに使うコクワの蔓をとったり

スズメバチの巣をみつけたり(もうとっくにハチはいませんでした、ホッ!)

自然薯のムカゴをとってきて食べたり(炒って塩を振って食べると「豆つぶ代の皮つきフライドポテト」って感じでかなりおいしい!)
コクワの実は見つけられなくて残念・・・と思っていたら、たまたまご近所から頂いて、1つずつ味見したり
刺激的な体験がいくつもできた1日でした。
年中組は、8月にみんなで植えた大根の収穫。

ずいぶん大きくなっていて、力いっぱい引っぱってやっと抜けました。

こんなにたくさん!
がんばって抜いた大根は、1人1本ずつおうちに持って帰りました。
それぞれのお家で、どんなお料理にして食べるのかな?
みんなからの報告を聞くのが楽しみです。
今日の体操教室
年少組のでんぐり返し
「足を曲げないで手をついて、お顔を足の間に・・・」
年中組の8の字走

「お約束通りの向きで、ほかの人にぶつからないように・・・」
年長組の側転の基礎練習
「片方の足を前に出して、出した足と同じ側に順に手をついて・・・」
体操教室を通して、速く走れるようになったりカッコよくいろんな運動ができるように、もちろんなってほしいけど、
それ以上に「先生のお話をちゃんと聞く」「言われた通りにできるように自分でよく考えながらやる」
そういうことを大切に丁寧に指導してもらっています。
年長組恒例のお誕生日クッキング、今回お誕生の子に「何つくりたい?」ってきくと
「おとうふ!」・・・?
この前大豆を収穫したときに、「大豆でおとうふもできるんだよ」っていう先生のお話を聞いていて自分のお誕生日につくりたいと思ったようで。「じゃあ、お芋ほりの時にとってきたシソもジュースにして飲もうか」ということで

大豆は前日から水に浸して、ミキサーにかけて
お鍋をふたつ並べて、かき混ぜながらぐつぐつ

おとうふは、ちょびっとずつ給食の時間に
しそジュースはおやつの時間にみんなで乾杯「お誕生日おめでとう!」
自分が手ずから収穫した豆や葉っぱが、食べ物や飲み物になっていく実体験。きっと素直な感動をもって子どもたちの記憶に残ってくれるはず。そしてその先のことも期待しながら取り組んでいきたいと思います。