たんぽぽブログ

稲刈りバス遠足

年長(さくら)組の稲刈り体験。たんぽぽとしては初めての企画です。給食のお米を納入してくださっている浜益区の寺山農場まで、市の福祉バスで行きました。

浜益区に着くと黄金色の稲穂が一面に広がっていました。農場主の寺山さんに説明を受け、初めての稲刈りです。

初めて使う鎌に「怖い」としり込みする子もいたり、慣れるまでは1株刈るのにも苦戦していましたが、力の入れ加減がわかるとザクッと刈り取る感触が気持ちよく、面白くて次々と刈り取っていきました。   今日刈ったのは、もち米の田んぼ。このあと乾燥して脱穀して精米して、年明けに行うたんぽぽのもちつき会に持ってきてもらえるそうです。そう聞くと余計に熱が入って、ほとんどの子が時間いっぱいまで一生懸命に刈っていました。

稲刈り体験の後は、農場内の牛舎の見学。肉牛の繁殖をしています。 生まれて間もない赤ちゃん牛もいて「カワイイ!」と歓声。

でも、寺山さんから「大きくなったらお肉になる」と説明を受けると「カワイソウ・・・」と声を落とす。

「でも牛肉を食べる時は『オイシソウ』っていうよね」と言われて、さらに消沈・・・良い良い、ショックを受けてもいいし、悩んでもいい。

人が生きるために食べるものはすべて何かの命をいただいているということを知ったらいい。

そして、「いただきます」が、食物になってくれた生き物の「命をいただきます」ということや、だからこそ食べ物を残して無駄にすることやむやみに好き嫌いすることの罪悪を理解できればいい・・・ゆっくりとね。

寺山農場の後は浜益温泉、みんなで入るのは楽しくって、ついついはしゃいでしまって・・・お見せできる写真がありませんが・・・。

温泉の後は、お楽しみのお弁当を気持ちのいい外のベンチで食べて 

帰路につきました。

みんないい体験できたね。