みなさんは「こくわの実」をご存知でしょうか。
(ドリカムの歌「晴れたらいいね」にも出てきますね)

その圧倒的な味と栄養価の高さから、「野生の木の実の王様」とも呼ばれるこくわの実。キウイフルーツの仲間です。
日本の山野に広く自生しているのですが、つる性の植物のため実は木の高いところになり、子どもの手の届くようなところにはまずありません。
そんなこくわの木を、近所のお宅がお庭を整理するので要らなくなったからと声をかけてもらったのが5年前の春のこと。
前園長の町田先生が掘り起こしてリヤカーで運び、駐車場の花壇に植えたこくわの木が、今年ようやくたくさんの実をつけました。
秋の霜に当たって甘くなってきたこくわの実を、さくら(年長)組さんたちで集めます。



りんごと一緒にしばらく置いておき、甘くなったので、

おやつの時間にみんなでいただきました。



「あっ、キウイだ!」

王様とはいえ、そこは野生の木の実。甘みや香りはキウイフルーツをはるかに凌ぐものの、酸味や渋みもかなりのものです。
それでも、「おかわりしたい人!」の声かけに約半数の子の手があがりました。


春にふきのとう味噌で固まっていたNちゃんはというと。。


今度は気に入ったみたいです!
4個5個とおかわりする子もいるの
ですが、食べるたびに面白い顔になるのが面白い。



甘い=好き、酸っぱい・渋い=嫌い、という単純な図式から抜け出し始めたのは、いろいろな食の体験を重ねて舌が育ってきた証と言えるでしょう。
来年の春、もう一度ふきのとう味噌を食べたらどうなるんだろう。