たんぽぽブログ

そこにある自然のもので遊ぶこと

今日のさくら(年長)組は畑でシソの葉摘み

サツマイモの「つるボケ」防止に一緒に植えておいた紫蘇の葉っぱがずいぶん茂ったので

みんなで摘んで、しそジュースにして飲もうということで。

みんなで摘みはじめると紫蘇の香りでいっぱいに

「なんかくさ~い!」「ええ~、くさくないよ、いい匂いだよ」・・・なんてことを言い合ったりしながら

みんな指が黒くなってくるのもかまわず、一生懸命摘みました。

明日ジュース作って飲みます!

 

ひまわり(年中)組は、前から約束してた河川敷でのぶどう狩り、はさみを使ってブドウの房を慎重に摘みました。

ぶどうも美味しかったけど、もっとびっくりするものが・・・

「わあ、あれ何?」「なんかある!」「お家?」・・・そこにあったのは、数日前に職員が作っておいた掘っ立て小屋

早速なかに入ってみる子ども達。

三匹のこぶたのわらのおうちみたいだね。

 

自然の中での遊びは、そこにある草や木や虫などの自然物に子どもたちがより自発的・積極的・創造的に関わることでその意義が深まっていきます。保育者には、その動機付けのための意図的な環境設定が求められます。それによって、はじめはちょっとした草むらに踏み入ることすら尻込みしていた子どもが、自然物に自ら働きかけながら遊べるようになっていきます。

「わらのおうち」を見て、中に入って遊ぶことで、次は自分で草や木を使って何か作ってみたいとか、「秘密基地づくり」のような遊びに発展していかないものかな・・・と。

 

(近くにあったイタドリの茎を組み、刈り取った萱をかけただけのものです。河川法で制限される「工作物」にはあたらないかと・・・。)