ひまわり(年中)組は、雪が解けてはじめての河川敷遊び
枯れ草の上を走り回ったり
木登りしたり
置いていたシートをめくるとダンゴムシとワラジムシがいっぱい
これからいろんな草が芽吹いたり、花が咲いたり、木の葉が萌えだしたり、どんどん景色が変わっていく季節です。
1週間に1回は必ず行きたいものです。
さくら(年長)組はおおいそがし
朝いちは、園庭で遊びながら、順番にマリーゴールドの種まき
(しっかり育ったら、花を摘んでハンカチを染めます。)
その次は紫蘇の種まき
(梅漬けに使って、しそジュースを作って・・・)
どちらも充実した年長の活動に向けた「仕込み」です。
お部屋に戻って、次はふきのとう味噌づくり
先週採ってきたふきのとうの下処理をして
たっぷりのお湯で湯がいたあと
水にとって、絞って、包丁で刻みます。
ほとんどの子が初めての包丁体験、ドキドキでした。
フライパンで作った甘味噌をとろ火にかけながら、刻んだふきのとうをいれて
順番にゆっくり混ぜていけば、出来上がり
とってもおいしそうなにおいがして、「たべた~い」「お腹すいた」の声があがります。
お昼ご飯で、早速ご飯に乗せて食べました。
反応は様々
「おいしい!」と言って食べたのは7人
おいしいとは思わないけど、食べられたのが2人
「うえ~っ!」「おいしくない!」「無理!」等々の反応だったのは9人
毎年、年長組になったばかりのこの時期に取り組むふきのとう味噌作り。
自然の中で採集した物を自分たちで調理して食べようという食育目的と、みんなの味覚体験を1つ増やそうという目的でやっています。
生れてはじめて食べて感じるほろ苦さに抵抗を示す子がいつもだいたい半分ですが、
注目しているのは、子ども達から出てくる味についてのコメントで、「苦い」と言える子があまりいなくて、「すっぱい」「辛い」「しょっぱい」という子が必ずいること。
おそらく、これまで「苦い」を経験したことがないために、この味をどう言い表していいかわからず(「苦い」と言えず)、自分で経験のある不快な味覚の表現を言っているのではないかと思われます。
なので、何でも食べてみて、味覚の幅を広げてほしいものだと思っています。食べられるようになるのは、もう少し後でもいいから。