最近週一で河川敷に遊びに行ってるちゅうりっぷ(年少)組
どんどん草木が茂ってきて、行くたびに違う景色が見られます。
今日は大人の背丈まで伸びたカヤの茂みを分け入って、いつもの木登りをしてきました。
今年豊作のプランターいちご、年長組から順に1人1個ずつ食べて
今日は、すみれ(2歳児)組がいちご摘み
公園に出かける前に1個ずつ食べられました。
(みんな食べたかったんだよね!)
もも(1歳児)組は出かけた公園で、ちょっと弱ったちょうちょを見つけて捕まえました。
捕まえて喜ぶ子と餌をあげようとしている子
ちょうちょにとってはひたすら迷惑なだけでしょうが、このような経験が、子どもたちの素直な好奇心を満たし、自然への興味をさらに育てていきます。
そして虫についての正しい知識(中には気を付けなければいけない虫もいますから)、さらには様々な自然に対する科学的な姿勢につなげてやりたいと思います。
「かわいそうだから」とか「命を大切に」ということを理由にして、「虫をいじめてはいけません」と言うのは、子どもたちからその機会を奪ってしまう事になります。
そもそも、子どもたちは虫が好きです。
その姿かたち、動き・・・虫は子どもたちの素直な好奇心をくすぐる格好の遊び相手です。
たまに年長や年中の子で、虫がそこにいる(例えばアリが1匹足元に這っている)というだけで泣いて怖がる子がいますが、それはほぼ間違いなく、大人から虫を嫌う姿を見せられたために刷り込まれたものです。
本当に残念なことです。
せめて、たんぽぽの自然保育の中では、虫に対しても、健全な興味と科学的な態度を育ててやりたいと思います。
『子どもが虫を捕まえると、「かわいそうだから逃がしてやりなさい。自然を壊してはいけません。」と言い、虫をカゴから出すことを強制し良いことをしたと思っている大人が多い。しかし、虫をカゴから出すことは逆に子どもの心をカゴの中へ入れることになり、枠にはまった小さな、かわいそうな子どもを作ることになる。』 名和秀雄『子どもの目が輝くとき』(中央法規出版、1987年)