最近、たんぽぽのすぐ近く、子どもたちとよく遊ぶ公園に行く途中で見つけた、「秋グミ」です。
食べられます。が、真っ赤に熟れてるように見えても、しばらくすっぱくて、霜が下りたり雪が降るころにやっと甘くなります。
栄養価の高い木の実です。来年はぜひ何らかの形で保育活動に取り入れられるようにしたいものだと目論んでいます。
たんぱぽは街中にある「都市型」のこども園ですが、周囲を探せばけっこう有用な自然の事物に出会えます。子どもたちの育ちに環境構成がいかに大切か、保育士や幼稚園教諭の養成校の授業でもよく話されますが、その第一は自然の事物・事象だと思います。人が多くの言葉を用いて伝えることよりも一つの自然の事物が子どもたちに伝えることの方がずっと大きいことをしばしば実感します。「自然は偉大な教師」と言われる所以です。周囲にある季節ごとの素敵な自然物の探索を子どもたちと一緒に続けていきたいと思います。