さくら(年長)組は、バス遠足で手稲山の「自然探訪」
自然観察しながら、手稲山のてっぺんに登って、そこから望遠鏡でみんなの住む石狩の街を見てみよう! という企画です。
ロープウェー乗り場からスキー場のゲレンデを歩いて山頂を目指したのだけれど
雲が低くて山頂からの見晴らしはなさそうだったので、登頂は断念。
ゲレンデを半分登ったところを少し下りて、見晴らしのいいところで街の展望。
高性能の望遠鏡を3台用意して順番に覗いていきます。
しかし、ほぼ全員初体験、なかなかすぐには上手に見ることができません。
「せんせい、見えな~い!」・・・「片方の目をつぶってごらん。」
「やっぱり、見えな~い!」・・・「つぶった方の目で見ても見えないよ・・・」
なんてやり取りが結構ありましたが、
だんだんコツがわかってくると
「見えた!(風力発電機が)くるくる回ってる!」
「赤と白の(灯台)が見える!」
自分の番が終わった後に「もう1回!」と言って見にくる子もたくさんいました。
最後には「これ、なんで大きく見えるの?」・・・「それはねえ・・・」
「自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心をもって考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。」
「物の性質や仕組みなどを感じ取ったり、気付いたりし、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。」
いずれも保育所保育指針の内容です。
これからも「きっかけ」や「芽生え」になるものをたくさん体験できたらと思います。