たんぽぽブログ

子どもたちにはホンモノを

たんぽぽの玄関ホールは秋の装い

お月見のすすきとおだんご

恵みの秋の収穫と虫の声

どこかのホテルのカウンターかと見まがうほど

「わあ!いいですねえ。」「これ本物ですか?」

お迎えの保護者や来園されたお客様が感嘆の声をあげています。

もちろん子どもたちもくぎ付け

保育園や幼稚園のディスプレイといえば、かわいく描かれたアニメチックな絵の切り抜きやディフォルメされた紙製の装飾物で飾られるのが定番。

しかしそれらの多くは、「子どもが喜ぶのはこういう物だろう」と子どもたちの感性を見くびった大人がステレオタイプに飾りたてているものです。

それによって子どもたちの感性を枠にはめその成長の可能性を狭めていることに気付かなければならないと思います。

これから感性豊かに育ってほしい子どもだからこそ、おとなも感動するホンモノに多く触れさせなければいけないと思うのです。「こどもだまし」ではないホンモノをどれだけ見て触れて感じて体験させられるか、保育の大切な要素だと思います。

(秋の夜長、ここでしばらく静かにお酒を飲みたいと思ってしまいました。)