本年度の職員研修第2弾「自然保育」が実施されました。
子どもたちの心身の健全な育ちには自然体験が不可欠と言われています。それは整えられた公園で遊ぶことでは全く不十分で、より「自然」な環境の中で、子どもたちが自ら様々なものを見つけたり興味を持ったりして自然物に対して能動的に働きかける遊びができることが求められます。
そのためには、それをリードする保育者がまず自然の中で遊べなければならないだろう、ということで、今日はたんぽぽの子どもたちがよく出かける防風林と河川敷に出かけて、そこにある植物について学んだり、自然の「おもちゃ」や「遊具」になるもので実際に遊んでみるという研修です。
防風林に入ってすぐの大きな倒木の「ジャングルジム」
子どもになったつもりで、上に登って遊びました。
防風林と河川敷に生えている植物についても、遊べるもの、食べられるもの、気を付けなければならないもの・・・今の季節に見つけられるものだけでも20種類以上、確認しました。
中でも今の時季の「イタドリ」は、山菜としても食べられ、笛にして遊ぶこともできる格好の遊び材料です。
すみれ組シスターズのイタドリ笛演奏
(この元気さ楽しさがそのまま子どもたちに伝わるといいですね。)
子どもたちが、自然を「五感」をつかって感じられるように導くことが大事とも言われます。
ということで研修の最後は、今日見つけた植物のいくつかを「味覚」でも確かめました。
※今日採ったわけではありません。念のため。