今回の体操教室は、ボールを使った運動
ボール遊びはみんな大好き!
いつもホールでやってるから、指導を受けたこともすぐに進んでできていました。
子どもたちの体格は向上しているのに体力・運動能力は低下していると言われて久しいです。中でもボールなどを投げる能力の低下が最も著しいと言われています。昭和60年の小5男子のボール投げの平均が29.94m・女子が17.6mだったのに対し、平成28年では男子22.41m・女子13.8mにまで低下しているというデータがあります。
投げる動作の発達には6歳までにボール遊びを経験することが必要なのにそれが極端に少なくなった結果の能力低下ということが言われています。ゲームなどの室内遊びの増加、外遊びの減少、何より仲間で遊ぶ機会が減少しているのがいちばん大きな原因なのではないかと思います。一人遊びではボールを投げることはまずありませんから。また、ボールを投げたり受けたりするキャッチボールは、その都度相手が捕れるように意識することで、社会性を育てることにもつながっていきます。
できるだけの体験の機会を子どもたちに用意したいと思います。