12月になっちゃいましたね。
今日のさくら(年長)組は、市から派遣された講師による「いのちのおはなし」
自分が祝福されて生まれ愛され育まれる存在であること。
毎日、食べる物の「いのち」をいただきながら生きていること。
自分の「いのち」を大切に生ききること。
映像や人形を使って言葉をかみ砕きながらの熱心なお話しでした。
「いのちのおはなし」の時間内に、さくら組のお部屋では、「芋おこわ」を土鍋で炊きました。
皆で植えて育てたバケツ稲のお米(もち米)と芋掘りで収穫したサツマイモです。
が・・・水加減を間違ったようで、炊きあがってみるとべちゃべちゃ
なので、そのまま練ってつぶして「半殺し」に
きな粉をかけて「きな粉芋もち」にしちゃいました。
5月に「田植え」してから収穫できるまでの稲の成長を観察し、稲刈り→はざかけ→脱穀→もみすり→精米→調理
という一連の過程を直に体験して、最後に食べるという経験ができました。
「芋もち」をあっという間に食べ終わって、「え~っ!おかわりないの? また、食べた~い!」という子も何人か。
「じゃ、また今度、稲の苗を植えなきゃね」というと、「え~っ!」とブーイングでしたが、ちゃんと意味が分かって言っているのが嬉しいですね。
玄関ホールでは、MIKA先生によるクリスマスディスプレイの飾りつけが終日行われていました。
ツリーは、厚真町で伐採してきたドイツトウヒ。去年に引き続き、「こどもだまし」のない、大人も感動する、ホンモノのディスプレイです。
早めのお迎えで、ツリーを目にしてはしゃぎまくる子どもたち
と、その様子を楽しげにスマホに収めるお母さんお父さん
その後もお迎えが来るたびに
クリスマスツリーに見入る子どもたちの姿が見られました。
子どもたちの目線だと、まるで森のなかで見上げた木の枝の間から星が光って見えるような感じではないかと思います。
子どもたちと一緒にゆったりとながめるお母さんたちの姿もたくさん見られました。
(普通は早く帰りたいものだと思いますが・・・素敵な姿です。)
真の感動は子どもたちの感受性を豊かに育てるとともに、様々な物事に興味と探求心を持って取り組む意欲を育みます。
お母さんやお父さんが子どもたちのそんな姿に寄り添うことで、なお一層子どもたちが育つ大きな手助けになります。
今日のお迎え時、ひまわり(年中)組の子がひとり、お母さんの手で目隠しされて階段を下りてきました。
そのまま、ツリーの真ん前まで来た時に「ほらっ!」と言ってお母さんが手をはずすと「わあ!きれい!」と大感激、はじけるような笑顔。
おそらく、2階にお迎えに行って、お子さんがまだ知らないとわかったそのお母さんが、我が子をより喜ばせてやろうと演出したのだと思います。・・・なんとも素敵な光景でした。