さくら(年長)組は、待ちに待った「田植えバス遠足」
市の福祉バスで、いざ浜益へ
途中休憩の厚田の道の駅を過ぎると
窓の外はずっときれいな海
浜益に着くと広~い田んぼに囲まれた場所でバスを降り
田植えをさせていただける農場まで歩いて向かいます。
みんなワクワクです。
田んぼでは、農場主の寺山さんが出迎えてくれました。
たんぽぽの給食で食べるお米を作ってくださっている方です。
「よろしくおねがいします」とごあいさつした後、みんなが苗を植える場所と植え方を説明してもらいました。
裸足になって、4~5人ずつ田んぼに入ります。
なかなか泥に足を踏み入れられなかったり、ヌルヌルの泥の感触に「気持ち悪い」とべそをかいたりする子もいます。
それでも、苗の束を手渡されると、「この辺に植えるんだよ」と教えてもらいながら、一生懸命苗をつまんで泥の中に差し込む姿が見られました。
中には、泥の感触に慣れて「気持ちいい」という子も。
今日植えた苗がしっかり育って実るのは9月。またみんなで稲刈りに来て、できたお米をたんぽぽで使わせていただく予定です。
「予定より早く田植えが終わったから」と、寺山さんが農場内を案内してくれました。
まずは、肉牛の繁殖をしている牛舎へ。
大きい牛にみんな恐る恐る・・・でも真剣にお話を聞いています。
農機具庫では、大型の田植え機を見せてもらいました。
これならいっぺんに8列植えられるんだそうです。すごい!
見学が終わって、寺山さんに丁寧にお礼のご挨拶をした後
近くの浜益温泉まで移動
温泉隣接のパークゴルフ場の木陰でお楽しみのお昼ご飯です。
愛情たっぷり素敵なお弁当ばかり。
食べた後は、出発時間まで広くて気持ちのいい場内で走り回ったり、花を摘んだり、木の枝でチャンバラしたり。
はじめての体験で、うれしくてはしゃいで・・・帰りのバスの中では・・・
自分の口に入る食べ物ができてくる「ストーリー」を、できるだけ直接的実践的に子どもたちに学んでもらいたい。
それがたんぽぽの食育です。
お米作りについても学ぼうと、田植えと稲刈りのバス遠足を初めて計画したのは一昨年のこと。
しかし、コロナのせいで、一昨年は田植えには行けず、稲刈りだけの実施。昨年は田植えも稲刈りも行けず、園庭で「バケツ稲」を育てるだけでした。
やっっっと! 3年越しで初めて田植えができました。
寺山さんから苗を少し頂いてきたので、さくら組みんなで、またバケツに植えます。そして「バケツ稲」をお世話してその成長を観察しながら、浜益の田んぼの稲に思いを馳せたいと思います。
そして、9月には予定通り全員で稲刈り! 今年こそ貫徹できますように。