年長の畑でとれたサツマイモでやきいもしたいなあ~
でも、焚火できるところないしなあ・・・と職員で話していたのですが、
消防署に所定の届を出しておけば園庭でもたき火ができることがわかり
今日は全クラス参加のやきいも!
大きなバーベキュー用コンロは町内会でお借りできました。
朝の自由保育の時にはもう火を起こして熾火づくり、火が落ち着いたら、濡れ新聞とアルミホイルでくるんだお芋を熾火の上に並べていきます。
ちっちゃい子たちは、午前のおやつ代わりに焼き芋
上のクラスも焼き立てのホクホクを皆で食べました。
年長組は、自分たちでお芋を濡れ新聞とアルミホイルでくるみました。
「やきいも、うまい!・・・おかわり、いい?」と言ってきた君・・・給食に出たサツマイモは、「キライ!」と言っていつも残してなかったか?
もちろんお芋のおいしさもあるのだけれど、食べ物が口に入るまでの関わりや食べるシチュエーションが、きっとそうさせているのかな?
今回の焼き芋会の目的は、お芋を目の前で焼いて食べる楽しみをこどもたちに味わってほしいのと同時に、たき火を体験してほしいというものでした。
こんな大きなたき火を目にするのはほとんどの子が初めて
たき火って、火と煙の他に臭いや音もする
近づくと暖かかったり・・・もっと近づくと熱かったり
薪や木の枝や葉っぱを投げ入れるとしばらくして急に燃えついたり
うちわであおぐと大きくなる炎、そのゆらめく姿が不思議でおもしろかったり
燃え盛る火を見つめる年長組男子に「見てごらん、これが炎(ほのお)っていうものだよ。」というと・・・「あ!炎の呼吸○○の型!」・・・(そっちか⤵)・・・でも、空虚な言葉や仮想現実ばかりが先走りがちな中で、後追いでも実際の体験が結びついていくことの価値を思います。
家庭でもバーベキューで炭火を見ることはあっても、たき火を見る機会はほとんどない昨今、たき火はぜひ子どもたちに前向きに体験させたいものです。
もちろん、火の危なさも同時にしっかり教えなければならないけれど、先回りしすぎて「危ないから近寄らないで!」と言ってるだけでは、それすら身に付かないのではないかと思うのです。