けっこう激しく降ってた雨が朝までにはあがって、小春日和の一日でしたね。
子ども達みんなが楽しみにしていた「たき火とやきいもの会」が予定通り行えました。
園庭に町内会からお借りした大きなコンロを置いて、朝早くからたくさんの薪を燃やしました。
とっても暖かくて、園庭に出て来た子たちもちょっと火にあたるとすぐに「暑い!」と上着を脱いで遊んでいました。
濡れ新聞紙とアルミホイルでくるんだサツマイモをたき火の中に入れて、小さいクラスから食べられるようにしました。
おっきい子たちが朝の会にお部屋に戻った後、いちばんに出て来たつくし(0歳児)さん
きっとみんな生まれてはじめて目にするたき火だよね。
小さい子たちがいつも食べてる9時のおやつの代わりに、今日は焼き芋
いいお天気でポカポカしてきたので、もも(1歳児)さん以上は、お外で食べることにしました。
お皿に取り分けてもらったお芋をみんなあっという間に平らげました。
すみれ(2歳児)さんは、たき火にしっかりあたってから
やきいもの美味しさにみんな夢中です。
ちゅうりっぷ(年少)組は、お芋が焼けている様子を見ながら
まわりに落ちている葉っぱや小枝をくべて楽しんだ後、あったかいお芋を食べました。
おかわりした子もいっぱいいました。
お部屋に戻った後、焼き芋の絵も描きましたよ。
(お芋、た~くさん描いたね)
ひまわり(年中)組は、防風林でみんなで集めた落ち葉をたくさん燃やしてみました。
葉っぱが燃えるのを見るのはおもしろかったけど・・・たくさん煙が出て、ケホケホしたり、涙が出ちゃった子も
お芋も美味しくて、ほとんどの子がおかわりしました。
最後はさくら(年長)組
お芋を手に取って皮を剥いたり焦げをとったり
さすがにみんな食べるの上手です。
食べ終わった後は、みんなで拾ってきた木の枝や落ち葉を投げ入れて燃やして、大きなたき火にしてみました。
くべれば少しずつ強く燃え上がる炎やモクモクと立ち登って風に流される煙
近付けば暖かくて・・・もっと近付くと・・・熱~い!
まわりに漂う枝や葉っぱが燃える臭いも含めて
たき火をすることがなくなった昨今ではまず体験できないことを、今日はたっぷり体験できました。
今日食べたサツマイモは、さくら組が、スコップで畑の土を起こし、そのあと苗を植えて、水やり・草取りを繰り返し、芋掘りして収穫してきたものです。
ちょうど全クラス分を賄うことができました。
おまけにお芋を焼く薪や落ち葉まで、全部自分たちで拾ってきています。
そんなストーリーが、きっと今日食べた焼き芋の味に美味しさをプラスしていたのではないかと、「おいしい!」「お芋、おかわり!」「ぼくも!」と言う声を聞きながらしみじみと思いました。