さくら組(年長)がクリスマスプレゼントでこまをもらって以来、熱中しているこま回し。
今日は、とりあえずの区切りで成果を競うコマ大会を行いました。
どれだけ長く回せるかを競う「いきのこり」部門と順にサイズの小さい器に投げ入れて回す「投げ入れ部門」
いきのこり部門は、5回やったうち、1位3回、2位2回だったTくんが優勝。
投げ入れ部門は、RくんとAちゃんが、どんどん小さくなる6つの器すべての投げ入れに成功。
一騎打ちの決定戦となり、Rくんが惜しくも外した後、冷静に投げ入れて回したAちゃんが優勝。
大盛り上がりでした。
それにしても子どもたちの上達ぶりには目を見張ります。1か月前は、ヒモを巻くのもひと苦労だったのに。
全員が遊びの中で、この単純な、でも奥深い遊びのおもしろさにのめり込んでいきました。
練習して上達する過程でいろんな運動や感覚の機能も育っているのではと、つい欲張ってしまいます。
大会では、緊張からか実力発揮できていない子や負けた悔しさを隠そうとしない子もいました。
子どもたちに勝ち負けの区別をつけることについて、批判的なご意見もあるかと思います。
ただ、結果として、勝ったうれしさも負けた悔しさも、子どもたちの心を育てることになるのは間違いないと思っています。
それは、がんばって取り組んだ経過があったればこそです。
コマ大会が終わっても、まだ余韻が残ったようで、夕方のお迎えまでず~っと回している子たちがいました。
遊びとしては、まだしばらく・・・たぶん卒園するまで続くような気がします。