市の「子どもの権利啓発事業 いのちのはなし」というのがあって、年長さんでお話を聞きました。
45分間、小学校の授業時間と同じです。ほとんど全員が、時間いっぱいしっかりとお話を聞けていて、講師の方にも「もう小学校に行っても大丈夫だね」とほめていただきました。
内容は、「いのちってなあに?」「いのちはどこにある?」「いただきますの意味」「生まれるということ」というテーマを順に講師の方がお話してくれました。
中でも、「いただきます」については結構力を入れてお話してくださいました。
ただ、「食べ物を食べるってことは、みんな、死んでくれた牛や豚や鶏やお米やお野菜のいのちをいただくことなんだよ。だから、『いただきます』っていうんだよ」というお話への子どもたちの反応は、ほとんど「知ってる!」でした。
もうだいぶん前に習ったもんね。それもお話だけじゃなくて、直接見聞きして実践してね。
知識や知恵が身に付くために必要な「知行合一」というのは、子ども達にもしっかり当てはまるわけで、実体験のない話だけの知識は空虚だと思います。子どもたちがより実践的に学べる事業の工夫をもっとしていただけないものかと思った次第です。