卒園式が終わっても、子どもたちにとっては大切な成長の日々であることに変わりはないので、
年長組が登園する最後の日まで、きっちり遊び込んで過ごそうというのが、石狩たんぽぽ認定こども園としての譲れない考え方です。
他のクラスは、新年度に向けての入れ替え業務の為に、今日は家庭保育協力をお願いしましたが、年長組だけは対象外、ほとんどの子が登園しました。
最後だから、行ったことのある遠い公園の中でいちばん行きたい所に出かけよう、ということで、午前中は紅葉山公園へ。
いつもは池の鯉や鴨にパンに耳の餌をあげるのがみんなの楽しみでしたが・・・行ってみると池はまだ雪に覆われており
エサやりは断念して、池の周りをマラソンして帰ってきました。
午睡時間も、とにかくやりたい遊びをしようということで、室内のブロック遊びやお絵描きの子と園庭の遊びに分かれました。
園庭もまだまだたっぷりの雪で、靴も服も冷たくなったけど、思い思いに最後の園庭での遊びを楽しんでいました。
おやつの後は、お部屋のロッカーの整理と掃除。
そうこうしているうちに次々とお迎えが来て、お友達と最後の別れを惜しんだ後、一人また一人と帰っていきました。
別れの寂しさはもちろんあります。特に今年の年長組の子どもたちには、「もっとやらせてあげたかったのに・・・。」と思う事だらけでした。
でも、こんな大変な日常の中でも、子どもたちはしっかりとした成長を見せてくれました。この子たちのこれからの更なる成長と幸せを願うばかりです。