緊急事態宣言による家庭での保育協力依頼のために、登園する子どもたちの数は今日も約4割減です。
宣言期間中の園行事は、軒並み「延期」や「中止」になりそうです。
しかし、そんな中でも季節は巡るし、子どもたちにとっては大切な成長の日々であることに変わりありません。
「休んでいる子がいるから」「こども達が少ないから」という理由で、保育内容を縮小し保育の質を下げることはできるだけ避けなければならないと思います。
今朝、ちょっと出かけて園に帰ってくると、交差点の向こうにこれから出かけようとしているもも(1歳児)組さん(登園したのは3人だけだったみたい)
「どこに行くのお?」と声をかけると「ふれもりで~す!」・・・(えっ! ききまちがえたかな? ふれもり=ふれあいの杜公園って、往復すれば3キロ越えます。)
が、本当に行ってきたようです。しかも公園では元気に走りまわってたそうです。
(子どもたちの大好きな遊具は、使用禁止になっていたようですが・・・。)
帰りはさすがに疲れて泣いちゃった子もいたようですが、往復しっかり歩き切りました。
2歳2カ月~1歳9か月の子たちです。
ふだんのお散歩で行ける場所ではないのですが、おっきい子たちがいちばん行きたがる公園。
「今日は3人しかいないし、途中で歩けなくなったら抱っこしてもいいから」ということだったらしいです。
大変だったかもしれないけど、すくなくとも宣言で人数が少ないことを理由に保育を縮小するのとは正反対の前向きな取り組みです。