今日は、6月に波の不良で延期になった地引き網体験の予備日
早朝の確認で、「早い時間なら何とかやれそう」の網元さんの連絡があり、急いで出かけました。
「今日のおやつはみんなが獲るお魚だから、頑張るんだよ。獲れなかったらおやつないんだからね」・・・(ウソ)
浜に着くとすぐに網元さんが網を回してくれて、すぐに引き始めます。
右側からロープを持って移動するのがひまわり(年中)組チーム、はじめてですが、ずいぶん頑張りました。
左側でどんどん陸に引っ張るのはさくら(年長)組チーム、去年の経験があるから、一人ひとりちゃんとわかっていて、さすがの動きです。
今年は、発達支援事業所の職員さんやさくら組の保護者さん有志の参加もあったおかげで、ずいぶんスムーズに網を引き揚げられて
網元さんの「もういいよお」の声がかかり、網を引くのをストップしたのですが、ここで異変が・・・
網の後端にたまった魚を引き揚げようとした網元さんから「え、ウソ!ヤバい!」っていう声が聞こえてきて・・・
ものすごい数のさかな(マイワシ)が入ってしまっていて、網を引き上げられず、水の中においたまま何回かすくって移すことに
いつもの年なら全然余裕のたらいがあっという間にあふれて、それでもまだまだ網に残っていて・・・
持ち帰れない分は、網元さんに引き取ってもらい、あふれ出てしまったお魚は、子どもたちみんなで海に返す(カラスやかもめにあげる)ことに。
とってもビックリな体験になりました。
獲れた魚を食べるまでが体験、今日のおやつに調理して出します。
例年獲れている「チカ」の天ぷらの予定だったのが、「マイワシ」のフライにメニュー変更
捌いて下ごしらえする手間は、おそらく2倍以上になったと思うのですが、しっかりとおやつの提供時間に間に合わせてくれました。
本当に本当に、給食職員さんたちには感謝感謝です。
獲れたて揚げたてのフライが美味しくないわけがなく、子どもたちみんな、かぶりついていました。
自分たちで獲って目の前でぴちぴちはねていた魚が、調理されて、すぐ食べられる。
自園調理を行っているからこそできる、一番わかりやすい食育だと思っています。
夕方の玄関ホール、網にかかったけど、食べるにはちょっと不敵な魚をたらいに入れておいておくと
みんな興味津々
某ちゅうりっぷ(年少)組母(3歩後ろから)「〇〇、あんたいつから魚なんか触れるようになったの⁉…虫もさわれなかったのに・・・」
夕方園庭で遊んでいた年長組「せんせー、園庭に魚おちていたよ!」
「え~っ!落ちてるわけないよ・・・⁉」
(それは、ヨウジウオだね)