すぐご近所で、柿の実を下さるお宅があり、年長組の子どもたちで採りに行きました。
1人ひとりはさみを使って柿の実を収穫しましたが、枝が硬くて子どもたちの力ではなかなか大変。
それでも一人3~4個ずつ収穫できました。
北海道の柿は、日照時間の関係で、甘柿種でも渋柿になってしまうとのことなのですが、そんなこと知らない子どもたちは、色づいた柿の実を見て、「すぐに食べたい!」と言います。
「ならば・・・これも経験!」と思って、1つ皮をむいて薄く切り分けて、食べさせてみました。
全員に一切れずつ渡して、「いいかい、一斉にかじるよ。はい!」
・・・「うええ・・・なにこれ! 渋いいい!!」という反応を期待して、スマホのカメラを構えたのに、
意に反して「おいしい!」「けっこう甘い!」という声がほとんど。
「そんなはずはない」と思って余ったのをかじってみると、確かに甘さを感じます。口の中にはっきりとした渋みは残るけど、「渋柿」というほど渋くない。北海道の柿も最近は渋みがなくなっちゃったのかな?・・・気候変動のせい?
「もっと食べたい」という子どもたちの声を制して、半分は焼酎で渋抜きし、残り半分は干し柿にすることにします。
上手くできたら、もう一度、今度は本当に甘い柿の味を体験させてあげたいと思います。