たんぽぽブログ

里山でおもいっきりたき火

さくら(年長)組は、今年最後の福祉バスで出かける自然探訪

今回は、これまででいちばん遠い厚真町まで出かけて、里山でたっぷり遊ぶ計画です。

途中、厚真町の会館でトイレを使わせていただきました。(帰りも使わせていただきました。たすかります。)

バスを降りて目的地まで歩く途中、すぐ目の前の田んぼにすごい数の白鳥の群れがいてびっくり

稲刈りが終わった田んぼの中の落ち穂ををたべているようです。

 

あぜ道を少し歩いてたどり着いたのは、たくさんの木々が素敵に色づいた林の中。

すぐそばには、渡り鳥が飛来する大きな沼もあります。

早速、今回の活動場所を提供してくださった本田さんにご挨拶です。

現地で米農家と林業を営んでいる本田さんですが、実は理事長先生の大学時代のお友だちと紹介されて、みんなちょっとびっくり。

林の中には、珍しい道具やおもしろそうな小屋があって、とっても興味を引かれますが、

まずは、今日のメインの活動のたき火をする場所に向かいます。

たき付けに必要な細い木の枝をみんなで集めて火をつけると

少しずつ燃えて

次に太い枝を集めて

拾ってきた枝は、そのままどんどん自分で火にくべて

どんどん大きいたき火にしていきました。

一昨日の焼き芋会でも園庭でたき火をしたけど、今日のたき火はその何倍も大きくて

炎の大きさも熱さも段違いの迫力でした。

今日は今シーズン最低の気温だったのに、みんな「暑い!」「暑い!」を連発です。

 

最後に本田さんが、立木を切り倒すのを見せてくれました。

木が倒れる瞬間には、思わず「うわ~っ!」と言う声が。

「なんで木を切っちゃうの?」と誰かが聞くと

「倒れかけたり途中で折れている木を切り倒して、まわりの木がよく育つようにするんだよ。」

と丁寧に教えてもらって、納得!

 

そろそろおなかもすいてきたので、たき火はこれくらいにして小屋の近くまで移動してお弁当です。

本田さんが炭をおこしておいてくれたので、寒くなっちゃった手をあぶることもできました。

食べ終わった子から自由遊び

林の中でかくれんぼしたけど

とっても目立つものをかぶったままやっていたせいで、どんなに上手に隠れてもすぐ見つかっちゃった。

 

熾火になったたき火の中で焼き芋もやっていて、「焼けたよ~」の声に急いでたき火まで戻ると、すっかり火が落ちていて

その場で熱々のお芋をみんなで頬張りました。

やっぱり焼きたてのお芋は最高!

 

もっともっと遊びたかったけど、帰る時間になっちゃって、本田さんにお礼のご挨拶をした後、バスに向かいました。

 

今年度、石狩市の福祉バスを利用させていただくのは、地引き網や稲刈りも含めて8回目。

園バスのないたんぽぽにとって、本当にありがたく、おかげで年長組の活動をたいへん豊かなものにすることができています。

その感謝の気持ちをいつも忘れないようにしたいと思います。