今日、さくら(年長)組は稲刈りバス遠足、5月に浜益の寺山農園で田植えした稲を収穫しに行きます。
が、天気予報はちょうど稲刈りをするお昼前の時間帯に大きな傘マーク。バスに乗る前に「あっ! 雨降ってきた」
それでも「とにかく行ってみよう」と浜益に着くと・・・まだ降っていません。
金色の稲穂が広がる中を寺山農園まで歩いて
「よ~し、稲刈りするぞう!」
使う鎌は、子どもでも使える短くて軽い鎌だけど、よく切れるホンモノ
農園主の寺山さんからも「刃がギザギザで、うっかり手や足を切ると痛いからね。」と注意を受け
3~4人のグループごと先生の指示を受けながら刈り始めました。
はじめは、鎌の使い方がわからず1株切りとるのに苦労したのですが
ちょっと慣れてくると上手に「ザクッ」と一気に刈れるようになります。
そうなると楽しくなって、「もっともっとやりたい!」という子がたくさんいました。
田んぼの中や周辺には、バッタやタニシ、イモリもいて、順番を待ってる間に捕まえました。
田んぼの隣りの用水路はおもしろいものがいそうで、ついつい皆のぞき込んだり、降りて見たり
「気を付けないと落ちて濡れるよ」と言われていたのに、一人はまって・・・。
稲刈りは、刈ることで終わりではなくて、刈った稲をちゃんと揃えて、束を作って干すことが大事。
寺山さんから稲束の作り方(縛り方)を教えてもらって、上手に束を作れるようになった子もいて、「すごいねえ! 農家やらない?」と寺山さんからスカウトされちゃいました。
もっともっと刈りたかったけど、終了予定時間が来てしまい
最後に、寺山さんが「プロの技」で素早く刈って束を作るところを見せてくれました。
稲刈り後、農場内の牛舎を見学
農機具庫では、大型コンバインを見せてもらいました。
いっぺんに6条刈り、しかも結構なスピードで刈って、すぐに脱穀して籾(もみ)と藁になって出てくるという説明。
苦労して1株ずつ刈る経験をした後にどれくらい理解できたかな?
寺山さんに、とっても盛りだくさんの経験をさせてもらったお礼のご挨拶をして
次はお楽しみのお風呂「浜益温泉」に向かいました。
(当然、写真はないんですが)男女ともほぼ貸し切り状態で、とっても楽しいお風呂でした。
お風呂のあとは、温泉に隣接のパークゴルフ場でお弁当
おおきな木の下にそれぞれレジャーシートをひいて食べました。
木にはセミの抜け殻がたくさん付いているのを見つけたり、お弁当終わった後、芝生でカエルやコオロギを捕まえたり
最後まで楽しんで帰ってきました。
結局、稲刈りする間も、その後のお弁当の時も、ほとんど雨に降られずに済みました。
皆の行いがよかったのか? 強力な「晴れ女」「晴れ男」がいるのか?
とにかく奇跡的なお天気で無事予定通りの活動ができました。