河川敷にやってきたさくら(年長)組
(ちょっとわかりにくいのですが)つまんで口にしているのは、河川敷に自生しているコンフリーの花
食べているのではなく、花の密を吸っているのです。
萼(がく)から2~3個まとめて抜き取った花のお尻をちゅーちゅー吸うと、ちょうどの頃合いの花にあたれば、ほのかに甘く感じます。「あ~っ!甘い、当たりだ!」とか「あ~、はずれ・・・」とか言い合いながら、道々コンフリーを見つけては、吸っていました。
が、今日河川敷に来た大切な目的は、エダマメの種まき。(コンフリーの蜜吸いはそこそこにして・・・)
グループに分かれてひと畝ずつを担当
ひとりが「バカ棒」と呼ばれる棒で種を蒔く間隔(20㎝)をはかって
他のメンバーが穴をほじって
1か所に4粒ずつ播いていきました。
鳩に食べられないように、しっかり土をかぶせて。
今年もおいしいエダマメが食べられますように。
その後河川敷を端まで散歩しましたが、途中何度か草の茂みの中での「かくれんぼ」
ずいぶん高く茂っているので、その中に本気で隠れると、なかなか見つかりませんでした。
お昼寝後は、先週採って処理したよもぎを使って、「よもぎ団子」作り
よもぎのペーストに上新粉と水を加えて練ったタネを
ひと口大にちぎって丸めてつぶして団子にします。
なんだか、いつもの粘土遊びみたい。
そのせいか、みんなけっこう上手です。
全部できたら、茹でて冷まして、きな粉をかけ
今日のおやつと一緒に食べました。
よもぎの風味がしっかりと感じられる大人の味わいでした。
「おいしい」と言った子もいたにはいたのですが・・・
やはり「にが~い」「まずい・・・」という声が大半でしたね。
(もう少し「おいしい」が多いのを期待してはいたのですが、ほぼ予想通りの結果でした。味覚のうち、人に生まれつき備わっているのは、甘味・塩味・旨味で、苦味は酸味と並んで後々経験によって獲得されていくものだそうです。今回は、とにかく食べてみること。そして「にが~い」と言えるようになることが、最低限の狙いでしたので。よもぎのほのかな苦みをみんなが「おいしい」と感じられるようになるのはいつかな?)
すみれ(2歳児)組は、以前製作した「チョウチョ」を持って彩林公園に出かけました。
花壇のお花にとまらせたり、ヒラヒラするのを楽しんでいました。
遊具でもたっぷり遊んだのですが
今日みんながいちばん興味を持って眺めていたのは
死んで干からびたミミズを数匹で運ぶアリ
自分たちよりはるかに大きいミミズを巣に運び入れようと、アリさんたちが試行錯誤している姿がおもしろくて、応援しながら真剣に観察していました。