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食べた~い! と思うよね

もうすぐバレンタインデーですが、たんぽぽには1週間ほど前からクッキーやチョコレートを扱うショップがオープンしています・・・

・・・ウソです。

これは、英語講師のMIKA先生が2階の踊り場に飾ったディスプレイです。

商品は、英語の時間のお店屋さんごっこで使ったMIKA先生手作りのイミテーションですが

どう見たって食べられるとしか思えません。

子どもたちからも「食べた~い!」の声が・・・。

子どもたちが騙されているけど、それは「こどもだまし」ではないクオリティーのせいです。

ふと「こどもだまし」という言葉の意味を考え直さなければならないような気がしてきました。

 

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ボール運動

今回の体操教室は、ボールを使った運動

ボール遊びはみんな大好き!

いつもホールでやってるから、指導を受けたこともすぐに進んでできていました。

子どもたちの体格は向上しているのに体力・運動能力は低下していると言われて久しいです。中でもボールなどを投げる能力の低下が最も著しいと言われています。昭和60年の小5男子のボール投げの平均が29.94m・女子が17.6mだったのに対し、平成28年では男子22.41m・女子13.8mにまで低下しているというデータがあります。

投げる動作の発達には6歳までにボール遊びを経験することが必要なのにそれが極端に少なくなった結果の能力低下ということが言われています。ゲームなどの室内遊びの増加、外遊びの減少、何より仲間で遊ぶ機会が減少しているのがいちばん大きな原因なのではないかと思います。一人遊びではボールを投げることはまずありませんから。また、ボールを投げたり受けたりするキャッチボールは、その都度相手が捕れるように意識することで、社会性を育てることにもつながっていきます。

できるだけの体験の機会を子どもたちに用意したいと思います。

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さくら組 こま大会

さくら組(年長)がクリスマスプレゼントでこまをもらって以来、熱中しているこま回し。

今日は、とりあえずの区切りで成果を競うコマ大会を行いました。

どれだけ長く回せるかを競う「いきのこり」部門と順にサイズの小さい器に投げ入れて回す「投げ入れ部門」

いきのこり部門は、5回やったうち、1位3回、2位2回だったTくんが優勝。

投げ入れ部門は、RくんとAちゃんが、どんどん小さくなる6つの器すべての投げ入れに成功。

一騎打ちの決定戦となり、Rくんが惜しくも外した後、冷静に投げ入れて回したAちゃんが優勝。

大盛り上がりでした。

それにしても子どもたちの上達ぶりには目を見張ります。1か月前は、ヒモを巻くのもひと苦労だったのに。

全員が遊びの中で、この単純な、でも奥深い遊びのおもしろさにのめり込んでいきました。

練習して上達する過程でいろんな運動や感覚の機能も育っているのではと、つい欲張ってしまいます。

大会では、緊張からか実力発揮できていない子や負けた悔しさを隠そうとしない子もいました。

子どもたちに勝ち負けの区別をつけることについて、批判的なご意見もあるかと思います。

ただ、結果として、勝ったうれしさも負けた悔しさも、子どもたちの心を育てることになるのは間違いないと思っています。

それは、がんばって取り組んだ経過があったればこそです。

 

コマ大会が終わっても、まだ余韻が残ったようで、夕方のお迎えまでず~っと回している子たちがいました。

遊びとしては、まだしばらく・・・たぶん卒園するまで続くような気がします。

 

 

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びゅんびゅんごまがまわったら

今年に入ってずっとコマまわしにはまっている年長組

今日はちょっと気分を変えて、びゅんびゅんごまを手作りです。

正方形に切り取った牛乳パックを4枚重ねてテープで縁を止めた後、マジックで好きな模様を描いていきます。

キリであけた穴にタコ糸を通して結んだら出来上がり!

上手に回すのは、ちょっとコツが要ったけど、コマ回しに比べれば簡単!

皆すぐに気持ちのいい音を「びゅ~んびゅ~ん」と響かして回せるようになりました。

不規則な模様を好き勝手に描いても、回すと全部円形のきれいな模様になるのが面白い。

縁を止めたテープが赤と青だと、回したら紫になるんだっていう大発見も。

「先生!回せたよ!」「見て!おもしろい模様!」

「でも・・・先生、手が痛い・・・」

見るとタコ糸があたっていた指の関節に豆ができています。1人だけじゃなくほかにも何人か。

夢中になって回すうちに、気が付いたらできちゃってたんだねえ。

時々指をかえてやるように言ってあげれば良かったねえ。

 

 

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豆まき!

たんぽぽの豆まきには、ホンモノの鬼がやってきます。(2人も・・・毎年年休をとって・・・)

去年のことを覚えている大きい子たちの中には、「今年も本当の鬼来るの?」「今日来るの?」「鬼いやだ・・・」という声も。

周りの大人からは「さあ、来るかなあ?」と言葉を濁され、まずは年長組が鬼に扮して小さいクラスのお部屋に乗り込んでの豆まき会スタートです。

最初はつくし組(0・1歳児)

いきなりのことにはじめはなんだかきょとんとしているつくしさんたち。おどかす年長組もはじめはなんだか勝手がわからず。

しかし、次第にコトがわかってくるとこんな感じに

 

続いて もも組(1・2歳児)

最初から大泣きする子たちの中に頑張って豆をぶつけようとする姿も見られます。

目の前の鬼が大好きな「にいにい(お兄ちゃん)」だとわかって泣きながらお面をとろうとする弟くんも

 

勢いづいて、次はすみれ組(2・3歳児)へ

泣きながら豆を投げる子がずいぶんいました。

年長鬼たちには「めいっぱいおどかしていいけど、がんばって豆ぶつけてきたら、逃げてやってね」とだけお願いしていましたが、ぶつけられるとわざと痛がって倒れてみたりと、なかなか上手に演じてくれました。

 

「ご苦労さん、上手だったよ」と下のクラスの先生たちにねぎらわれて、お面と衣装を外して、年中・年少さんとホールで合流して

「これからおっきいさんたちで豆まきだよ」と先生から豆を配ってもらって、歌なんか歌って待っていると

 

やってきました! 今年はこんな鬼が(こどもだましの手ぬるさはかけらもない姿です)

たちまちホールは子どもたちの泣き声叫び声で満たされます。阿鼻叫喚!

それでも、「ほれ! 豆ぶつけて、鬼やっつけるんだよ!」と先生に励まされ、泣きながら鬼に豆を投げる子たちも

「あれ! 最初から泣かないで、豆ぶつけてる子たち・・・」と思って見たら、やっぱりさすがの年長さんたち

泣いて怖がる下の子たちの手を引いたりなぐさめたりしている姿も見られます。

「去年はただ泣いて逃げ回ってたのに・・・」とその成長ぶりに大感動でした。

 

がんばった後のお昼ご飯は、「鬼のキーマカレー」

おやつは恵方巻を(今年の恵方の南南東に向かって、おしゃべりしないで)食べました。

 

怖い鬼のやってくる豆まき行事については、「子どもたちをそんなに怖がらせてどうするの?」「トラウマになって、登園拒否になったりしないの?」という声も聞かれます。

でも「鬼は怖いもの」という経験は子どもたちにとって貴重でぜひ必要なことだと思います。子どもたちの日常でまず感じることのない「怖い」という感情を知ったり、それを回避するためにどうしたらよいか考えたり、拙いながらも実際に行動したりするのは、生きる力を育てるうえで大事なことです。そして、病気や災難や人の心の中の悪いものが象徴された「鬼」をやっつけることで、今年一年の安全や健康を願うことをきちんと教えてやりたいと思います。

そんな目的を持って豆まきを行う時に、職員の誰かがありきたりのお面をかぶって、子どもたちにも「あっ! あの鬼、○○先生だ!」なんて見え見えのヌルいことをやっては、せっかくの行事の価値が半減すると思うのです。

泣いて怖がった子どもたちには「鬼はやっつけたから!」とその意味合いをしっかり教えて、来年の豆まきではより多くの子が勇気をもって鬼に立ち向かえるように、また1年、しっかりと子どもたちの心の育ちをはかりたいと思います。

 

 

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いいお天気でした

午前中、ちっちゃいクラスの子たちは園庭で雪遊び

午後は年長クラスが、園庭に。土曜保育で作ってあったかまくらをバージョンアップ。

もっとたくさん雪が降ったら、みんなで入れるくらいのおっきなかまくらをつくりたいなあ。