昨日のおもちつき会の番外編
つくし(0歳児)組でも一人一人しっかりお餅を搗いていましたよ!
臼と杵は段ボール製。ねっぱるお餅は、小麦粉粘土だそうです。
クリスマスイヴの今日、登園している年長組にこの本を読みました。
(「サンタクロースっているんでしょうか?」 中村妙子 訳/東逸子 画 偕成社 1977年12月初版)
ご存じの方も多いと思います。
1897年9月21日のニューヨーク・サン新聞の社説。
バージニア・オハンロンという8歳の女の子がサン新聞社宛てに出した「・・・おしえてください。サンタクロースって、ほんとうにいるんでしょうか?」という手紙にフランシス・P・チャーチと言う同社の新聞記者が丁寧に答えた内容です。
こどもだましではない、丁寧なことばで、「サンタクロースはちゃんといます」と説明しています。
一部抜粋します。
「そうです、バージニア。サンタクロースがいるというのは、けっしてうそではありません。この世の中に、愛や、人へのおもいやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです。
あなたにもわかっているでしょう。世界にみちあふれている愛やまごころこそ、あなたのまいにちの生活を、うつくしく、たのしくしているものなのだということを。
もしもサンタクロースがいなかったら、この世の中は、どんなにくらく、さびしいことでしょう!
あなたのようなかわいらしい子どものいない世界が、かんがえられないのとおなじように、サンタクロースのいない世界なんて、そうぞうもできません。
サンタクロースがいなければ、人生のくるしみをやわらげてくれる、子どもらしい信頼も、詩も、ロマンスも、なくなってしまうでしょうし、わたしたち人間のあじわうよろこびは、ただ目にみえるもの、手でさわるもの、かんじるものだけになってしまうでしょう。
また、こどもじだいに世界にみちあふれている光も、きえてしまうことでしょう。」
たんぽぽの子ども達、みんなのお家にサンタクロースが来てくれますように。