石狩たんぽぽ認定こども園

保育方針

園長 二ツ川佳子

はじめに

 NPO法人石狩たんぽぽ保育園”たんぽぽ”は、1979年8月に、働く婦人の切実な要求として、石狩で初めての生後56日目の共同保育園として発足し、多くの子どもたちを送り出してきました。この間、父母や地域、保育園は『産休明けから入れる認可保育園を』『無認可保育園に大幅な助成金を』と町へ交渉を持ち続けてきました。こうした運動の成果として公立の保育園での年齢引き下げ、私立保育園での乳児保育が実現されるようになりました。また、”たんぽぽ”では、1982年2月より幼児も保育にあたり、子どもの全面発達をめざす保育内容、保育条件向上のため、保育運動の担い手として運動を積み重ねています。
 私たちのだい好きな子どもたち,輝かしい未来をもった子どもたちは毎日新鮮な驚き,喜びを感じさせてくれます。保育園という集団の中で,泣いたり笑ったり,怒ったりした中から生まれてくる気持ち,寄り添う先生に見守られて,褒められたり,喜んだり,我慢したり,悔しい思いをしたりする中から友だちを認め合い小さい子を思いやる優しい心が育っています。

子ども像 ~こんな子どもを目指します~

  1. 健康で明るい子ども
  2. 自分の要求を持ち、自分の考えで行動できる子ども
  3. 仲間を思い、大切にできる子ども

○健康で明るい子ども を目指して

日光浴、外気浴、薄着
 ~外気によって皮膚を刺激し、丈夫にする。乾布摩擦と同じ効果~
身体諸器官の発達を促す赤ちゃん体操
 ~精神発達にも間接的に関連~
食事
 ~バランスを考え、塩分、糖分を控え、薄味~
はだし保育
 ~足の裏を刺激し、血液の巡りを良くして、大脳の働きを活発に。土ふまずの形成にも大きく関与~
食事、排泄、睡眠を正しく
 ~リズムある生活を送ることで、正常な運動機能を育てる~
外遊び
 ~雨や吹雪の日以外は、毎日外へ出掛けて、丈夫な体作り~

○自分の要求を持ち、自分の考えで行動出来る子ども を目指して

自分のことは自分で
 ~生活習慣の自立が、精神的な自立に~
自分の要求を言葉に
 ~「いやよ」「かして」「いれて」など。じっくり考え、見通しを持った思考活動のできる子に~
友達とのぶつかりあいの中で、自分の要求とともに、他人の要求も大事にすることを
 ~おもちゃの取り合い、けんかを通し、かわりばんこ、「使ったら貸してね」を学ぶ~

○仲間を思い、大切にできる子ども を目指して

一人っ子が多く、隣近所に同年齢の遊び相手がいない。外へでれば、遊び場が不足、交通事故などの危険もいっぱい。そんな社会環境の中、子どもたちは、のびのびと遊べる場や、友達が必要であり、そして、友だちとの関わり合いの中にこそ、子どもたちの成長する力が沢山あると考えます。

  • 集団生活の中で、友だちと思いっきり遊ぶ楽しさを経験する。
  • 我慢しなければならないこと、自分の思い通りにならないことがあることを学ぶ。
  • 異年齢集団の中での遊びと、乳児を可愛がる体験をする。

以上のような体験から、自分を大切にすると同時に、友だちへもあたたかな思いやりを持ち、一つの喜びや悲しみをみんなで分け合える豊かな心を持った人に成長してほしいと願っています。

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